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菅直人首相の退陣について

菅首相は、一度退陣を表明しながら、早期退陣を否定したらしいです。

菅首相:「一定のめど」は「夏」…与野党、解釈広がる

 菅直人首相の「一定のめど」発言から一夜明けた3日、早期退陣を否定する首相に対し「うそつき」「詐欺師」「ひきょう」などの厳しい批判が与野党から浴びせられた。内閣不信任決議案の否決で一息ついた首相は政権維持への意欲をみせるが、自民党は「死に体政権には協力できない」と対決姿勢を強める。民主党内には「第2次補正予算案の編成」を退陣の「めど」とする相場観が広がり、対立は夏の代表選をにらんだ「第2ラウンド」に突入した。【田中成之、念佛明奈】

 ◇防災相「6、7月」

 「国民の政治不信を高める状況になっていると言わざるを得ない。たいへん残念に思っている」。枝野幸男官房長官は3日の記者会見で、与党内の異例の混乱を釈明した。

 松本龍防災担当相は同日の参院予算委員会で「復旧・復興をめどにということであれば何よりもスピード感が大事だ。2次補正のめどで言えば6月あるいは7月」と語った。閣内からも早期退陣を促す発言が相次ぎ、「一定のめど」の解釈は「夏」に定まりつつある。

 首相は3日の閣議や閣僚懇談会で笑みを振りまき、「新たな気持ちで復旧・復興に全力を挙げる」と退陣ムードの打ち消しを図った。6月22日に会期末を迎える今国会の年末までの大幅延長を表明し、2次補正編成と法案の積極提出を指示。

 ◇格好の攻撃材料

 しかし、自民党が「辞意を表明した首相と法案審議をする状況にない」(逢沢一郎国対委員長)と全面対決を宣言し、菅首相のままでは2次補正もその他の法案も成立する見通しは立たない。

 野党側にとって首相と鳩山由紀夫前首相の対立は格好の攻撃材料。自民党小池百合子総務会長は記者会見で「菅さんも謎の鳥の1羽になった。『サギ』が出てきた」、みんなの党渡辺喜美代表も「だましてもいけないが、だまされてもいけない」と民主党の混乱を皮肉った。

 ただ、首相を「ペテン師」と決めつけた鳩山氏も、不信任案採決を欠席した小沢一郎元代表も傷つき、党内対立が一気に拡大する状況にはない。小沢元代表の追加処分が見送られたことで、辞表を提出していた小沢系の副大臣政務官5人のうち4人は一転、留任。小沢グループの幹部は「鳩山さんの詰めが甘かった」と冷ややかに語る。鳩山氏は3日夕、小沢元代表に電話で「(早期退陣は)政治家同士の約束だから、守らせます」と伝えたが、元代表は「頑張ってください」などと短く答えただけだった。

 鳩山グループは党両院議員総会の開催を求めて首相や岡田克也幹事長に辞任を迫る構えだ。しかし、鳩山氏側近の平野博文官房長官があいまいな確認文書を作成した経緯もあり、3日のグループ会合では平野氏に「参院予算委員会に出て説明すべきだ」とかみつくメンバーも出た。

毎日新聞 2011年6月3日 21時38分(最終更新 6月4日 0時41分)

政治家が、「うそつき」「詐欺師」「ひきょう」と相手をののしっても、あまり説得力がありませんね。だって・・・

うそをついたことのない政治家なんて一人も知りません。

詐欺師でない政治家なんて一人も知りません。

ひきょう者でない政治家なんて一人も知りません。


国民の政治不信を高める状況になっている」とは思えません。元々、政治家を信用している人なんて、馬鹿か気違いだけですからね。

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