国家公務員の給与引き下げ
国家公務員の給与を引き下げるそうです。
国家公務員給与:5〜10%減額で合意 復興財源に充当
政府と連合系の公務員労働組合連絡会(連絡会)は23日、一般職の国家公務員給与を13年度まで5〜10%引き下げることで合意した。政府は給与引き下げ特例法案を6月3日に閣議決定する方針。国家公務員の給与は毎年夏の人事院勧告(人勧)に基づいて改定しており、人勧を経なければ1948年の制度創設以来初めてとなる。給与の引き下げ分は東日本大震災の復興財源に充てる。
一般職の給与引き下げ幅は、若年層に配慮して課長以上10%、係長・課長補佐8%、係員5%。特例法案が成立した翌月から引き下げる。特別職の自衛官などを含む国家公務員給与費は約3.8兆円で、特別職を含めた引き下げ分は約3000億円。特別職の自衛官など約31万人については今後交渉する。
政府は13日の初交渉では給与の一律10%引き下げを提示した。連絡会は勤務条件や給与を労使で決める協約締結権付与など国家公務員制度改革関連法案の成立を要求。同関連法案と特例法案の同時成立で折り合った。ただ、全労連系の日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)とは合意していない。【中山裕司】
毎日新聞 2011年5月23日 21時18分(最終更新 5月23日 22時02分)
この不景気に、餓死者も出ているというのに、公務員はちょっともらいすぎています。東北の地震でたくさんの人が困っているので、余計にもらっている給料を被災地の復興に充てるのは、よいことだと思います。
日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)と言うところも、早く合意しないと、後ろ指を指されるのではないかと思います。何しろ日本人は感情的になりやすいですから。